実家整理で出た着物、捨てる前に買取と処分を分ける手順
本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。紹介した買取サービスの申込みがあった場合、運営者が紹介料を受け取ることがあります。
実家の整理で着物がまとまって出てきたら、処分を決める前に中身を分けてください。買取店が公開している対象品と対象外の品目を見ると、正絹の訪問着や帯、反物は対象に入り、ウールや喪服、中古の長襦袢は断られやすい品です。分けてから対象に入りそうな品を査定に出し、値が付かなかったものを処分に回すと、売れる品を捨てずに済みます。
本サイトの運営者は古物商の許可を持っていますが、着物の買取・査定はしていません。以下は、買取各社が公式サイトで公開している内容と、消費者庁の案内(2026年10月3日に確認)をもとにしています。取り上げたバイセル・コメ兵・福ちゃん・ウリエルは、いずれも本サイトの広告提携先です。
先に分ける(対象外になりやすい)
- ウールの着物
- 喪服
- 中古の長襦袢
- カビや汚れなど状態の悪いもの(コメ兵)
買取の候補として取り分ける
- 正絹の訪問着・付け下げ・小紋・紬
- 袋帯・名古屋帯
- 未使用の反物
- 証紙・落款・作家名の箱がある品
対象外になりやすい品を先に分ける
バイセルとコメ兵が公開している対象外の品目のうち、両社とも挙げているのは次の品です。
- ウールの着物
- 喪服(コメ兵は喪服小物も含む)
- 中古の長襦袢(バイセルは襦袢全般)
このほか、コメ兵は「カビや汚れ等状態の悪いもの」を、バイセルはポリエステル・浴衣・つくり帯などを対象外に挙げています。化繊の着物や浴衣はコメ兵なら受け付けるなど、店によって扱いが分かれる品もあります。
買取の候補として取り分ける品
残った中から、次の品を候補として別に置きます。
- 正絹の訪問着・付け下げ・小紋・紬
- 袋帯・名古屋帯(金糸・銀糸や刺繍のあるもの、作家の落款があるもの)
- 未使用の反物
- 証紙や落款、作家名の入った箱のある品
- しつけ糸が付いたままの着物(福ちゃんは未着用の証明になると案内)
福ちゃんは、明治から昭和初期の着物を「アンティーク着物・帯」として高い価格で買い取れるものもあると案内し、古い着物だからと査定を断ることはないと答えています。親の世代の古い着物も、古いという理由だけで処分に回す必要はありません。
分けた後に、写真と一覧を残す
点数が多いと、何を送ったか、何が返ってきたかが分からなくなります。分けた段階で記録を残しておきます。
- 種類ごとに全体の写真を1〜2枚撮る
- 帯は広げて柄と状態が分かるように撮る
- 証紙やラベルがあれば、それも撮る
- カビ・染み・虫食いは隠さずに撮り、場所をメモする
写真で見積もりを受け付ける店なら、この写真がそのまま申込みに使えます。写真査定の無い店でも、手元の一覧として、査定結果や返却品との照合に使えます。
査定を頼むときに確かめること
- 査定を超えた勧誘はできない査定だけを頼んだのに勧誘することは法に抵触する
- 8日以内はクーリング・オフ法定の書面を受け取った日から数えて8日以内
- その間は引渡しを拒めるクーリング・オフ期間中は、品物を渡さなくてよい
量が多いときは、箱詰めせずに済む出張買取が候補になります。出張買取は特定商取引法の「訪問購入」に当たり、消費者庁の特定商取引法ガイドによると次のルールがあります。
- 査定だけを頼んだのに、査定を超えて勧誘することは法に抵触する
- 法定の書面を受け取った日から数えて8日以内なら、クーリング・オフができる
- クーリング・オフ期間中は、品物の引渡しを拒める
着物を頼んだのに、貴金属なども見せてほしいと言われたら、断って構いません。宅配買取を使うなら、売らなかった品の返送料が誰の負担かを申込み前に確かめます。
実家の住所が、売る人の本人確認書類の住所と違う場合もあります。そのときの手続きは店によって違うので、申込みのときに伝えて確かめてください。
処分と査定、どちらが得かを比べる
査定の結果が出たら、処分にかかる費用や手間と比べます。値が付かなかった品は、引き取りを頼むか返してもらうかを選べる店もあります(コメ兵は値が付かない品について「返却」か「引取」を選べると規約に書いています)。返却を選ぶと返送料がかかる店もあるので、処分するつもりの品は引き取りで済むかも確かめておきます。
査定の申込先
本サイトは買取サービスを紹介するだけで、買取はしていません。以下は本サイトが提携している買取サービスです(広告)。
- 着物の高価買取専門【バイセル】 出張・宅配・店頭の3通り。電話・Webで無料相談ができ、宅配ではLINE査定も案内している。宅配で売らずに返送を希望すると返送料は利用者負担(2026年10月3日に公式で確認)。
- 着物【福ちゃん】 全国の出張・宅配・店舗買取。写真査定・LINE査定は受け付けていないので、宅配か出張で実物を見てもらいます。古い着物の査定も断らないと案内しています(2026年10月3日に公式で確認)。
- 【着物の出張買取ウリエル】 出張買取で、出張料・査定料・キャンセル料は無料。実家など本人確認書類と違う住所で売るときは事前の相談が要る。出張先は公式の対応エリアに載っている都府県だけで、北海道・東北・群馬・北陸・甲信越・沖縄は載っていない。載っている都府県でも一部の市町村は対象外(2026年9月28日に公式で確認)。
まとめ
実家の着物は、処分を決める前に、対象外になりやすい品(ウール・喪服・中古の長襦袢など)と買取の候補(正絹の着物・帯・反物・証紙のある品)に分けてください。分けた段階で写真と一覧を残し、出張買取ならクーリング・オフのルールも頭に入れて、候補から査定に出します。値が付かなかった品を処分に回すのは、その後で十分です。