反物と仕立て上がり、買取で差は出る?買取店の公開情報から確かめる

公開日: 2026-08-26 / 更新日: 2026-10-03#反物 #着物買取 #正絹 #仕立て直し #査定 / 品目別の売り方

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同じ生地なら、仕立てる前の反物のほうが、買取で評価されやすいと買取店は案内しています。バイセルは公式コラムで、反物は「着物よりも高く売れるケースが多い」とし、理由に未使用であることと、寸法を自由に決めて仕立てられることを挙げています。ただし、保存状態が悪ければ反物でも値は下がります。

本サイトの運営者は古物商の許可を持っていますが、着物の買取・査定はしていません。以下は、バイセル・コメ兵・福ちゃんが公式サイトで公開している内容(2026年10月3日に確認)をもとにしています。3社とも本サイトの広告提携先です。

まず手元の形を見分ける

反物でも、端に証紙が付いていたり、たとう紙や箱に入っていたりします。巻いたまま出てきた布は、広げずにそのままの形で査定に出せます。

反物が評価されやすい2つの理由

バイセルのコラム「反物は買取できる?」(2026年6月16日付)は、反物が高く買い取られやすい理由として次の2つを挙げています。

  1. 未使用品であること。反物は着物として仕上がる前の布地なので、誰にも着用されていません。
  2. 使い道が広いこと。一度仕立てると、大きいサイズでない限り寸法を変えて仕立て直すのは難しくなります。反物なら、買った人が自分の寸法で仕立てられます。

2つ目は、ほかの店が査定項目に挙げる寸法とつながっています。コメ兵は、身丈4尺3寸〜4尺4寸(約163〜167センチ)、裄1尺7寸5分〜1尺8寸(約66〜68センチ)より小さい着物は査定額が下がることが多いと案内しています。仕立て上がりは、この寸法の条件が付いて回ります。反物には、まだその条件がありません。

反物でも値が下がる条件

反物だから高い、とは限りません。バイセルのコラムは、反物でも買取価格に影響する点を挙げています。

点 バイセルのコラムの説明
保存状態 古い反物には虫食いやカビ、シミや汚れが付いている場合があり、保存状態が良くなければ買取価格は下がる
素材 正絹は高くなりやすい。木綿は一般に正絹より安いことが多い(伝統工芸品の織物は高く買い取られるケースもある)
付属品 作家ものの箱や産地の証紙など、価値を証明する付属品があると信用が増す
柄 吉祥文様など、世代や流行に関係なく着られる柄は需要が広い

なお、バイセルは「袴用の反物」を買取対象外としています。反物の用途が分からないときは、申込時に伝えて確かめてください。

仕立て上がりで確かめたいこと

仕立て上がりの着物を出すなら、反物より確かめることが増えます。

反物と仕立て上がりを比べる

項目 反物 仕立て上がり
着用歴 未使用 着用したものが多い(しつけ糸付きは未着用の証明になる)
寸法 買った人が自由に決められる 前の持ち主の寸法。小さいと査定額が下がることが多い
主に確かめること 保存状態、素材、証紙、柄 寸法、衿回り・裏地・袖口の汚れ、素材、証紙

査定の申込先

以下は本サイトが提携している買取サービスです(広告)。条件は2026年10月3日に公式サイトで確認しました。

まとめ

反物は、未使用であることと寸法を自由に決められることから、仕立て上がりより評価されやすいと買取店は案内しています。ただし虫食いやカビ、シミがあれば反物でも値は下がり、素材や証紙でも差が出ます。手元の品が反物か仕立て上がりかを見分け、それぞれの確認点をメモにしてから査定に出してみてください。